2021年も数多くのゲームがリリースされました。
流行り廃りが早いスマホゲームですが、2021年に配信されたゲームアプリで注目を集めたものにはどのようなものがあるでしょうか。
この記事では、2021年に発表されたゲームアプリの中のおすすめをご紹介します。
ウマ娘 プリティーダービー
まず最初にご紹介するのは、2021年2月24日にCygamesより配信された『ウマ娘プリティーダービー』です。
TwitterやYouTubeでも多く取り上げられ、今年最も話題になったゲームと言っても過言ではありません。
アニメの放送も開始され、大きな話題を呼んでいます。
このゲームは、史実と同じ名前(性能も似ている)のウマ娘と呼ばれる少女たちを育成し、レースで勝利に導く、育成シミュレーションゲームです。
育成では、サポートカードを組み合わせ、成長率やスキル、適正レベルなどを上げていきます。
育てるウマ娘の選択から、6枚のサポートカードの組み合わせや確率のイベントまで存在するので、育成結果はほぼ無限といってもいいでしょう。
間違いなく楽しめるゲームの一つです。
史実と違和感のないキャラクター作り、知っている人ほど楽しめる
ウマ娘は実際の競走馬とほぼ同じ目標を持って走ります。
またストーリーで起こるイベント、ウマ娘同士の関係性(ライバル同士など)、さらには育成の適性など、まさに今「あの競走馬が蘇った」と知っている人なら歓喜する内容になっています。
詳しい人は「この馬はこうだったな」と楽しめますし、知らずに始めた人も、YouTubeで実際の競走馬を調べることで、知識を逆輸入する楽しみ方ができます。
そんなウマ娘の楽しめるポイントを、さらに踏み込んで説明していきます。
リアル競馬と同じキャラ名・性能!自分なりの育成をするというファンの夢が叶う
前述にもある通り、ウマ娘は実在する競走馬と似通っています。
つまり、昔ファンであった人達は、夢の競走馬を自分なりの方法で育成できるのです。
「この競走馬はあのレースで勝てなかったから、ゲームでは絶対勝たせてやりたい」
「もしあの競走馬がこんなレース展開をしていたら、どうなっていたのだろう?」
など、想像するだけでも楽しむことができます。
クオリティーの高いレース映像と、ややギャンブル性のある勝敗に手に汗握る
ウマ娘を育てたら、次はレースに挑戦しましょう。
ネット対戦や友達との対戦など、レースの設定は様々です。
ウマ娘は少女の姿をしていますが、その走る姿がアニメ調の映像で丁寧に描かれています。
そして、そのレース結果には少々乱数が入るため、勝敗が最後まで読めないのです。
もちろんパラメーターやスキルによって能力の強弱は決まっていますが、本当に勝てるかどうかを考えると、手に汗握ります。
リアルに馬券を購入して競走馬のレースを見ているかのようなドキドキ感を味わえるのも、ウマ娘の魅力です。
ブルーアーカイブ
次に紹介したいゲームは、2021年2月4日にYostarから配信された『ブルーアーカイブ』です。

ゲーム性もさることながら、キャラクターの人気が非常に高いことが特徴です。
ピクシブなどでファンアートが描かれる上位の作品です。
このゲームは、架空の学園都市「キヴォトス」で生活している、頭に輪を着けたちょっと変わった女の子達が、銃撃戦で問題を解決する物語です。
少し特殊な設定ですが、ゲームを進めていくうちに、少女たちのほんわかした日常と、戦闘の激しい銃撃戦のギャップにハマっていきます。
透明な世界観の中で少女たちが重火器で戦うオートバトル
各学園に通う学生である少女たちの日常の生活は、女の子らしくほんわかした描写がされており、透明感のあるストーリーになっています。
しかし、学園同士の勢力争いや、秘密結社の兵器の暴走などで繰り広げられる銃撃戦などが起こると、バトルパートもシンプルかつ奥深いストーリーに変化していきます。
天使の輪をつけた少女たちが死者を出さない銃撃戦で戦う
実際の銃撃戦バトルを説明します。
味方のキャラクターの中から、前衛4人・後衛2人を選んで戦闘に入ります。
前衛4人はアタッカーやタンクの役割をし、実際に敵の攻撃を受けながら、攻めの役割も担います。
後衛2人は戦闘のサポートがメインで、実際に攻撃は受けません。
6人のキャラクターの組み合わせのバランスが良いので、とても見応えのあるものになっています。
ほんわかした展開にドンパチするギャップが面白い
前述でも少し触れていますが、学園都市「キヴォトス」で生きる少女達の日常が、面白おかしく、かつシリアスにカッコ良く描かれています。
日常の少女達の会話は、友達同士ののんびりとした会話です。しかし時折「殺伐とした」話題になります。そんな部分からも不思議な世界観が感じられます。
銃撃戦を繰り広げたり、膨大な額の借金があったりと、ややシリアスな内容も多いですが、それでも登場人物たちは基本笑っていて和やかな雰囲気なのです。
そのようなストーリーのギャップが今作の魅力です。
三國志 真戦
最後に紹介するのは、2021年5月19日にQookka gamesより配信された、『三國志 真戦』です。
ウェブコマーシャルが多く流れていたため、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
このゲームは古代中国の地形を参考に、リアルな地形戦略が味わえます。
地の利や資源、兵力などを踏まえ、近隣勢力の力関係を計算し、緻密に作戦を考えぬいたプレイヤーこそが勝者となります。
つまり、課金だけでは勝てないゲームになっています。
戦略が楽しい頭脳派シミュレーション
山や谷、川があったり、はたまた何もない平地だったりと、それぞれのメリット・デメリットを考えながらプレイするのが楽しいです。
また実際の中国の地形を参考にしている為、歴史に詳しい方はより楽しめる仕様になっています。
「あの国がここに都を作ったのは、こういった理由だったのか」
と、逆に歴史を調べて学べる楽しみもあります。
編成と戦法の組み合わせ次第で強い相手にも勝てる
このゲームは謳い文句の通り、戦略に力を入れています。
その為考え方次第では、自分より勢力が上の者にも勝つという、ジャイアントキリングが起こります。
これがこのゲームの醍醐味です。
また、アクションゲームのような反射を問うプレイは必要なく、逆に行軍の動きも遅いため、先の先を読まないとすぐ詰んでしまいます。
まさに思考を楽しむゲームです。
地形などの戦略の幅が広い
実際の中国の地形に類似している為、戦略の幅がかなり広いです。
逆に言えば、三國志に詳しい人は、史実より有利不利を読みやすいかもしれません。
最初は難しくトライ&エラーを繰り返します。
そして理解してくると、上級者の読み合いが始まります。
上級者同士の対プレイヤーバトルがこのゲームの真価かもしれません。
まとめ
以上、2021年のおすすめゲームアプリ4選をご紹介しました。
「育成」「ストーリー」「キャラクター」「戦略」と多様なゲームを紹介したため、興味のあるアプリが見つかったのではないでしょうか?
お気に入りのジャンルのゲームをぜひプレイしてみてください。