ライブ配信アプリ「イリアム」について検索すると、「やばい」という言葉と一緒に語られることがあります。実際に利用を検討している人からすれば、「危険なの?」「課金でトラブルがあるの?」「運営に問題があるの?」と不安に感じるかもしれません。
本記事では、イリアムが「やばい」と言われる理由を整理しつつ、その背景や実際の安全性について解説します。過去のトラブル事例や運営の対応、利用規約やプライバシー管理の現状までを網羅的に紹介するので、「本当にやばいのか、それとも安心して使えるのか」を判断する参考にしてください。
イリアムとは?どんな配信アプリなのか概要を解説
イリアム(IRIAM)はイラスト1枚を読み込むだけで誰でも簡単にVライバーとしてライブ配信できるアプリです。顔出し不要で自分のなりたいキャラクターになりきることができ、まるでキャラクターが会話しているかのようにリアルタイム交流が楽しめます。
匿名性が高く、バーチャルライブ配信の敷居をぐっと下げた革新的なアプリとして人気を集めています。
顔出し不要・コミュニティ型ライブ
イリアムは、イラストを使用して顔出しなしでライブ配信ができるのが大きな魅力。視聴者との距離感が近く、ファンからの応援が活発なコミュニティ文化が醸成されています。これにより配信初心者でも気軽に参加しやすい環境となっています。
モーションライブ方式・低遅延技術
独自開発のモーションライブ方式により、キャラクターの動きは滑らかでリアル。AIが声に合わせてイラストを動かし、視聴者のコメントもすぐに反映される仕組みです。この低遅延かつ高度な技術により、ストレスなく自然な会話が成り立ち、視聴者参加型の楽しいライブ配信を実現しています。
詳しいイリアムの紹介や使い方については、こちらの記事をチェックしてみてください。
イリアムが「やばい」と言われる代表的な理由
イリアムは手軽にバーチャル配信を楽しめるプラットフォームとして注目を集めていますが、その一方で「やばい」と評されるような不安や不満の声も見受けられます。
特にシステム面の不具合や運営体制への不信感、安全面の懸念などが、ユーザー間で繰り返し議論されています。利便性や楽しさがある一方で、安心して使えるのかどうかという点では課題も浮き彫りになっているのです。
著作権を侵害したイラストが使われている
イリアムでは、配信にイラストを使用するため、他人の作品やAI生成のイラストを無断で使用してしまうリスクが懸念されます。これらは結果的に著作権侵害に発展する可能性があります。
トラブルを避けるためには、自分で作成したイラストを使ったり、フリー素材サイトの利用規約をよく確認したりすることが大切です。
著作権に関する意識を高めることで、安心して活動できる環境を保つことができるでしょう。
課金応援が中心になりやすいイベント環境
イリアムでは誰でも無料で配信を楽しめる一方、イベントやランキング上位を目指すライバーは課金アイテムによる応援を必要とする場面が多くなります。
ログインボーナスでギフトと交換できるポイントもありますが、無課金で応援できる範囲には限界があり、イベント期間中の配信枠では「投げ銭が当たり前」という空気を感じてしまう人も少なくありません。
気軽にラジオ感覚で楽しみたい人にとっては、この「課金圧」が居心地の悪さにつながり、「やばい」と感じる理由になっているのです。
運営対応の不安
運営のサポート体制についても、改善を求める声が寄せられています。たとえば、問い合わせへの対応が遅れがちであったり、アカウント停止の基準が明確でない、違反対応が画一的で柔軟性に欠けるといった点に対して、不安や不透明さを感じるユーザーも見受けられます。
特にトラブルや誤解が生じた場合、対応に時間がかかるケースでは、利用者側が十分な説明や救済を受けられず、不満が募る原因となっているようです。
規約違反取り締まりの不透明さ
迷惑行為や不適切な配信への対応についても、十分な対策が講じられていないと感じる声が見受けられます。例えば、誹謗中傷や公序良俗に反する発言がそのまま残されているケースがあり、監視体制の不十分さを懸念する意見もあります。
安全面に対する取り組みが表立って見えにくいこともあり、安心して利用しづらいという声が一定数存在するようです。
事務所選びの難しさ
SNSではイリアムでは、個人で活動するライバーだけでなく、事務所に所属して配信を行うライバーも多くいます。所属することでサポートを受けられる一方、契約内容やサポートの手厚さは事務所ごとに差があると言われています。
このように、事務所所属にはメリットとデメリットがあり、事前に契約内容やサポート体制をよく確認することが大切だといえるでしょう。
炎上やコミュニティトラブル
また、配信者はファン同士の対立や他ライバーとの関係悪化といったコミュニティトラブルに巻き込まれることもあります。特に、SNSと連動している場合は、些細な発言が炎上につながる危険性があります。
配信中の発言が文脈を離れて拡散され、思わぬ炎上につながる可能性があります。その結果、大規模な誹謗中傷やハラスメントに発展するリスクも否定できず、ライバーにとっては精神的な負担となり得る場面もあります。こうした不安が、活動を継続するうえでの障壁となることもあるでしょう。
収益化の難しさ
収益面に関しても、課題を感じているライバーは少なくありません。上位ランカーの一部に報酬や特典が集中する一方で、多くの配信者にとっては、期待通りの収益を得ることが難しい状況が続いています。
また、イベント競争の激化や還元率の低下などから『努力が報われにくい』と感じる声もあり、継続的な活動のハードルが高まっているとの指摘も見受けられます。
そのため、『副業や趣味としては楽しめるが、本業としては不安が残る』といった現実的な声も一定数見られます。
イリアムを安全に利用するためのポイント
イリアムは魅力的なサービスですが、匿名性が高いぶんリスクも存在します。配信者もリスナーも、安全に楽しむためにはいくつかの対策を意識することが大切です。
SNSアカウントを配信用に分ける
普段使いのSNSをそのまま配信用に使うと、本名や過去の投稿から身元が特定されるリスクがあります。炎上やストーカー被害を避けるためにも、必ず配信用に新しいアカウントを作成し、個人アカウントと切り離して利用することが推奨されます。

個人情報は必要最小限に抑える
プロフィールに居住地や誕生日などを記載すると、思わぬトラブルの原因となる場合があります。公開するのは趣味や推しキャラなど、個人を特定されにくい情報にとどめ、スマホの位置情報機能もオフにしておくと安心です。
利用規約と禁止行為を守る
著作権侵害やなりすまし、不正ツールの使用などは規約で厳しく禁止されています。違反すればアカウント停止や収益没収といった厳しいペナルティを受けることもあります。規約は定期的に更新されるため、利用前に必ず最新情報を確認しましょう。
課金は計画的に、依存に注意する
課金機能は応援の手段として有効ですが、依存に陥りやすい点には注意が必要です。未成年は保護者と相談し、課金額の上限を決めてから利用するのが理想的です。クレジットカードの不正利用や返金トラブルを防ぐためにも、事前のルール作りが欠かせません。
トラブル時は速やかに公式サポートへ相談
荒らしやハラスメントなどの被害を受けた場合は、自己解決しようとせず公式サポートに相談することが重要です。その際、スクリーンショットなどの証拠を残しておくと迅速な対応につながります。冷静に対処することで被害を最小限に抑えることができます。
他ライブ配信アプリ(イリアム vs ポコチャ/SHOWROOM)との違い
イリアム以外にもポコチャやSHOWROOMなど人気の配信アプリがあり、それぞれに特徴や魅力があります!ここでは、イリアムの特徴と他のアプリと比べながらメリット・デメリットを整理しました。自分に合った配信スタイルを見つけるきっかけにしてみてくださいね。
主要ライブ配信アプリ比較表
| アプリ名 | 顔出し | 配信スタイル | 収益化のしやすさ | ユーザー層 | 特徴・強み |
| イリアム(IRIAM) | 不要 | Vライバー・キャラクター | 中 | VTuber・匿名配信希望者 | アニメ系キャラで節約配信可能、低遅延の高品質配信 |
| ポコチャ(Pococha) | 基本必要 | 実写 | 高 | 幅広い年齢層、初心者向け | 配信時間に応じた報酬、投げ銭で稼ぎやすい |
| SHOWROOM | 基本必要 | 実写+アバター | 中~高 | 芸能志望者、アイドル多い | 大規模公式イベント豊富、高画質でライブ感重視 |
これらそれぞれの特徴を踏まえ、初心者の気軽なVライバー活動ならイリアム、安定した収益や実写交流を求めるならポコチャ、芸能活動と連携したライブ配信ならSHOWROOMを検討すると良いでしょう!
イリアムとポコチャの比較ポイント
イリアムが「顔出し不要でキャラクターになりきって配信できる」のに対して、ポコチャは基本的に顔出しでの実写配信が中心です。家庭的でアットホームな雰囲気が強く、日常を共有するような感覚でリスナーと交流できるのが魅力です。
さらに、配信時間に応じて報酬が得られる独自の仕組みがあり、安定して収益を得やすい点も特徴。初心者でも始めやすく、継続的に配信したい人に向いています。
イリアムとSHOWROOMの比較ポイント
SHOWROOMは芸能志望者やアイドルを目指す人が集まる場として知られています。公式イベントやオーディションが豊富に用意されており、夢を叶えるチャンスが多いのが魅力です。高画質で配信できるため、臨場感を重視したい人にもおすすめ。顔出しが主体となりますが、アバター機能も備わっているので、多彩な表現方法を楽しみたい人にも適しています。
イリアムが向いている人・おすすめできない人
最後に、イリアムをどのような人が楽しめるのか、逆に不向きな人はどんなタイプかを整理していきましょう。
向いている人
イリアムは、素顔を出さずに自分のキャラで活動したい人、イラストやキャラメイクが好きな人に特に向いています。また、趣味や副業として手軽に配信を試したい人にとっても最適です。ライブ配信初心者にとって始めやすいプラットフォームであり、楽しみながら活動を広げていける環境が整っています。
おすすめできない人
収益を最優先に考える人にはイリアムは厳しい部分があります。規模の小さいライバーは大きな収益が得にくく、また運営や事務所対応への不満を敏感に感じやすい人にはストレスとなるでしょう。安定収入を目的とする場合は他のアプリの使用を検討した方が安心です。
【まとめ】安全に使えばもっと楽しい!イリアム配信を満喫しよう
イリアムは、一部で「やばい」と言われることもありますが、実際には利用規約やプライバシー管理が整備され、運営体制も改善を重ねています。課金や利用ルールを正しく理解し、必要に応じて保護者と一緒に使うなど工夫すれば、安心して楽しめる環境が整っています。
技術的な不具合やトラブルが起きる可能性はゼロではありませんが、運営は柔軟に対応しており、長期的に見ても信頼性は向上しています。安全な使い方を意識しながら、自分らしい配信や視聴を楽しんでみましょう。
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※データは編集部の調査に基づいたものです。内容は記載当時の情報で、現在と異なる場合があります。
※口コミはAppStore・GooglePlay公式レビューより引用しています。


