会議・ミーティングの議事録を作成したり、動画や音声の内容を文字情報に起こしてくれるのが、文字起こしアプリです。手書きでメモをとる時間を削減できる、便利なツールですよね!
しかしアプリが便利だとは言っても、その仕様や使い方はさまざま。どれを選ぼうか、何が自分にとって最適なアプリなのか迷ってしまいますよね。
そこでGood!Apps編集部が、おすすめの文字起こしアプリを厳選しました!ランキング形式でご紹介します。あなたに合ったアプリが見つかるはずです。
興味を引くアプリが見つかったら、今すぐインストール!ぜひ最後まで読み進めてみてください。
文字起こしアプリとは?
文字起こしアプリとは、ずばり「録音(アップロード)した音声について、テキストに起こしてくれるアプリ」のことです。
会議やミーティングの議事録を作ったり、インタビューの記録を残したりする時に便利ですね。聞いた内容を手書きで文字起こしするのは、あまりにも時間がかかります。
近年は、AIのような技術のおかげで、文字起こしの精度も高くなりました。話し手の発音が「こんにつは」であっても、テキストでは「こんにちは」と修正して起こしてくれたりします。
「あー」「うん」といった、意味を持たない言葉のひげ(ケバ)をなくしたりする作業もお任せあれ。
文字起こしアプリのメリット
では、文字起こしアプリにはどのようなメリットがあるのでしょうか?それは、以下のような点にあります。
- 議事録やインタビューの記録を作成してくれる
- 海外の言葉を翻訳して文字に起こしてくれる
- テキストデータを保存・共有できる
以上のことから、文字起こしアプリは「時間を有効に使うことに役立つ」と言えるでしょう。上のような作業をすべて自分で行うとなると、多くの時間とエネルギーを使うことになります。
本当にやるべきことに時間とエネルギーを投入できれば、仕事で達成できることも増えるのではないでしょうか。
文字起こしアプリの注意点
次に、文字起こしアプリの注意点についてまとめます。インストールして実際に使う際の参考にしてください。
もちろん、文字起こしアプリにも限界があります。簡単にいうと、以下の通りです。
- 利用できる媒体(iOS / Android / Mac OS / Windows)が異なる
- 文字起こしできる音声の形式(録音 / MP3 / MP4)が異なることがある
- 言葉の「ひげ・ケバ」やノイズを拾ってしまうことがある
だから、せっかく文字起こししても、若干の手直しが必要な場合があるのです。
文字起こしアプリの選び方
では、さまざまな種類の文字起こしアプリの中から、自分に合ったアプリを選ぶにはどうすれば良いでしょうか?ここでは、おすすめの基準を紹介します。
おすすめアプリも、この基準に則ってピックアップしていますよ!
対応するデバイス・媒体から選ぶ
文字起こしツールは、アプリだけでなく、パソコン向けソフトやWEBサイトでも展開されています。
この記事では、そちらも一緒にご紹介。ぜひチェックしてみてください!
文字起こしの速度・精度から選ぶ
やはり文字起こしの作業を自身の代わりに行ってもらうからには、そのスピードとクオリティにはこだわっていきたいですよね。
会議やミーティングで利用するようなリアルタイムの文字起こしツールなら、喋ったことがテキストとして画面上に表示されるまで数秒程度であることがほとんどです。音声ファイルや動画ファイルをアップロードする形式なら、これはファイルの大きさにもよりますが、数十秒から2分程度でしょう。
文字起こしの精度に関してですが、最近はAIといった技術のおかげで、どのアプリも高いクオリティが期待できるようになりました。
機能から選ぶ
文字起こしツールであっても、その機能の充実度はアプリによって異なります。
例えば、正確に議事録を作るために、起こされたテキストを若干修正できたりするアプリも選択肢でしょう。作成したテキストのデータを、簡単に共有できるとなお良いです。
また、英語やドイツ語といった、海外の言語に対応しているツールもあります。洋画の人物がいったい何を喋っているのか、テキストでわかると便利ですよね。
料金から選ぶ
ほとんどのアプリは、無料でインストールすることができます。ただし、すべての機能を使うには、有料プランへの加入が必要なものも。
たった一度の会議で利用するだけなら、これは無料の機能で十分でしょう。有料の機能に関して、ある程度の期間「トライアル」として無料で使えるアプリもあります。
予算やアプリを使う目的に合わせて、どのような文字起こしツールを選ぼうか考えてみてください。
2024年最新!文字起こしアプリおすすめランキング10選
ではいよいよ、おすすめの文字起こしアプリランキングの発表です!以下のアプリをご紹介します。
- Notta(ノッタ)
- Speechy(スピーチィ)
- Voioi
- Texter(テキスター)
- Speechnotes(スピーチノート)
- Google 翻訳
- Group Transcribe(グループ トランスクライブ)
Notta(ノッタ)
おすすめポイント
- 文字起こし精度は98.86%以上
- 104言語に対応(うち41言語は即時翻訳できる)
いまいちポイント
- すべての機能を使うには有料プランへの加入が必要
こんな人におすすめ
- 議事録やインタビューの記録を作成したい人
- 海外の音声(動画)ファイルを文字起こししたい人
文字起こしツールの決定版 104言語に対応
Notta(ノッタ)は、音声をテキストにするサービスです。音声を文字に変換し、議事録やインタビュー記事の作成を簡単にしてくれます。AIによるその精度、98.86%以上!
議事録の作成や、インタビュー記事のライティングなどを手軽に行えるように設計されています。会議のメモ取りから解放されますね!パソコンやスマホ、タブレットから簡単に文字起こしができますよ。
テキストの重要な部分はタグ付けができて、キーワード検索で素早く探せます。また、TXT、DOCX、SRT、PDF、エクセルで保存・共有することも可能です。
104言語に対応していて、うち41言語に即時翻訳ができます。海外の資料をリサーチするのにもおすすめ。
「えー」とか「あのー」とか、余計な部分を省いて文字化をしてくれるのは有り難いです。文章化後も文字を追って録音を再生してくれるのは、修正をするのに助かってます。
但し編集作業には難点があります。修正したい部分を選択して文字を打ち込んでも適用されません。削除してから修正、面倒です。厄介なのは、削除した部分の再文章化。
Speechy Lite(スピーチィ ライト)
おすすめポイント
- テキストは他ツールと共有可能
- 88以上の言語への翻訳ができる
いまいちポイント
- App Storeのみでの配信
- すべての機能を使うには有料プランへの加入が必要
こんな人におすすめ
- 議事録やインタビューの記録を作成したい人
- 記事や小説を書いている人
起こしたテキストデータを簡単に共有できる便利なツール
Speechyは、、最新のAIと音声認識エンジンを使ったアプリです。話した言葉をすぐテキストに変換してくれるので、キーボードを使わずに文章を入力したり、打ち合わせの議事録作成に役立てられます。
オフラインでも音声認識が利用できますよ!
文字起こししたデータは、EvernoteやDropbox、さらにはGoogleドライブといったツールと共有でき、88以上の言語への翻訳が可能です。文字数と単語数のカウントも行えるので、記事や小説を執筆している人にもおすすめ。
高かったですけど利便性の高いアプリなので購入してみました。きちんと発音できていなくても文脈で修正を加えてくれます。精度がすごく高いです。小説を書いたりする時に使ってみようと思います。
一つ問題だなぁと思う事は、聞き取りが途中でパンクした感じになったら人間と同じなのかわかりませんが、思考回路が止まってしまう。分からなくなったら飛ばしてくれることもあるんですが、止まらないようにしていただけたらなぁと思います。
Voioi
Voioi
提供:合同会社アマネクス
- iOS
- 無料
- ミーティングの議事録を音声と文字の両方で確認したい人
- 他言語でのミーティングの内容を確認したい人
めんどくさい文字起こしとさようなら!今話題のAIで自動文字起こしができる【便利アプリ】
また、96種類の言語に対応しているのでどんな場面でも活躍してくれます。
その場ではわからなかった外国語も日本語で文字起こしがされるので、後から確認することが簡易的にできます。
録音した音声はテキスト化され、無音部分のスキップ機能や倍速再生で情報の確認がスムーズになります。さらに、Voioi Proを契約すると音声ファイルのインポートが可能に!過去の録音も簡単に文字起こしでき、毎月600分までの文字起こしサービスと作成したテキストのエクスポート機能が利用できます。
議事録の作成やインタビューの記録がこれほど簡単になるとは便利ですね。
スマホ一台で24時間365日、いつでもどこでも仕事をサポートしてくれます。
- 96種類の言語に対応した高精度AIが自動で文字起こしをしてくれる!
- 録音再生時に無音部分を自動でスキップしてくれる!
- 今なら1日30分×3日間の無料トライアルで議事録が作れる!
- 無料トライアルが終わると毎月お金がかかる
クチコミ
😕録音した音が再生できない
😕
Voioi
提供:合同会社アマネクス
- iOS
- 無料
ストアで見る
Texter(テキスター)
おすすめポイント
- AIによる高度な言語認識!翻訳も
- iOSでサポートされる全言語に対応
いまいちポイント
- すべての機能を使うには有料プランへの加入が必要
こんな人におすすめ
- 海外の資料を翻訳&文字に起こしたい人
最新のAIによる高度な文字起こし
Texterは、最新AIを使って音声や画像、動画からテキストに素早く変換することができます。日々の仕事を格段に効率化することができるアプリです。
OpenAIの音声テキスト変換モデル「Whisper」のおかげで、高い精度で、音声ファイルからの文字起こしができます。動画や画像であっても、同様です。スゴいですよね!iOSでサポートされる全ての言語に対応しています。
そして、認識した言語情報は、リアルタイムに翻訳してくれます。翻訳ツールは、DeepLやGoogle翻訳のどちらかを選べるので、お好みに合わせてどうぞ。
Slackへの自動投稿設定やリマインダー通知機能もあるので、ぜひ便利に使いこなしましょう!
iPhone、iPadの音声入力の決定版だと思う
直して欲しいところが1つ見つかったので、良ければ参考にして欲しいと思います。それは、「、」と「。」を書いて欲しいということです。文の終わりを自動で認識し「。」を書いてほしいです。自分は「。」を書いてくれなくて「まる」と自分で発音しました笑。
Speechnotes(スピーチノート)
おすすめポイント
- 多言語に対応 地域の訛りも大丈夫
- 文字起こし後も手入力による修正が可能
- よく使うフレーズはショートカットで入力
いまいちポイント
- アプリはPlay Storeのみで配信
- すべての機能を使うには有料プランへの加入が必要
こんな人におすすめ
- 海外の音声データを翻訳&文字起こししたい人
地域の訛りにも対応 手入力&ショートカット入力による修正も
Speechnotesは、録音した話し言葉をリアルタイムで文字変換してくれます。多言語に対応している便利なアプリです。英語の訛りや地域差を含め、多様な言語の発音を的確に聴き分けることができます。
文字起こしの内容に、若干の不備があっても大丈夫。手入力での修正が可能で、よく使うフレーズは「カスタムスタンプ機能」でショートカット入力することができます。編集作業が、よりスピーディになりますね。ただしこの機能をフルに活用するには、プレミアム版へのアップグレードが必要なので注意!
素晴らしいブログなどにも使える。なにより話しながら書いているようなものなので効率がいい。考えていると出てこないようなアイディアも話しているうちに あっそれ言いたかった ってことあると思います。 あとで整理して書けばいいので楽チンです。
文字変換に遅い時や突然消えるつまり文字が反映されなくて困る事があります。
Google 翻訳
おすすめポイント
- テキスト、文書、音声を130以上の言語に翻訳
- 聞き取った音声をリアルタイムで翻訳して文字起こし
- オフライン翻訳にも対応
いまいちポイント
- 英単語の詳しい定義表示は英語のみ
こんな人におすすめ
- 海外の資料を翻訳&文字に起こしたい人
130以上の言語に対応 音声による入力ができる
Google発のこの翻訳アプリ。テキスト、文書、音声を130以上の言語に翻訳できるサービスです。アプリの魅力は、単語やテキストを手軽に翻訳できること。
会話機能を利用すると、聞き取った音声をリアルタイムで翻訳して文字起こししてくれます。オフライン翻訳機能もあり、インターネットに接続できない環境でも翻訳が利用可能です。カメラ機能を使えば、新聞や看板などの文字も翻訳できますよ。
とくに、英語や中国語、フランス語などといった主要言語に対応しており、英字新聞の読み取りや外国語の話者との会話など、実用的なシーンで大いに役立つでしょう。
単語を翻訳する時には、他の候補とその意味も表示され、適切なニュアンスの表現を見つけるのに便利です。ただし、英単語の詳しい定義表示は英語のみ。他の言語での詳細な語義がわかるわけではないことに注意!
面白いことを思いつきました。名付けて翻訳スパイラル!!なんでも良いので、日本語で話して、それを自動翻訳してくれたものを、発音真似て言う。すると、今度は日本語に翻訳される。それを日本語で読む、するとまた自動翻訳英語、それを読むと自動日本語翻訳、、、、
発音がそのままカタカナに訳されることもあるので、その辺も改善お願いします。スマホを近づけないと反応が劣ります
Group Transcribe(グループ トランスクライブ)
おすすめポイント
- オンライン会議で同時通訳してくれる
いまいちポイント
- アプリはApp Storeのみで配信
- すべての機能を使うには有料プランへの加入が必要
こんな人におすすめ
- 海外の取引先とのオンライン会議を控えている人
WEB会議の同時通訳として活躍! 80言語に対応の傑作アプリ
Group Transcribeは、対面での会議や会話をリアルタイムで翻訳&文字起こししてくれる傑作アプリです。80以上の言語に対応していて、様々なシーンで活用できます。
このアプリの特にスゴいところは、オンライン会議の参加者が、それぞれの言語で翻訳された言葉をリアルタイムで閲覧できること。高い精度の翻訳AIが、同時通訳の役割を果たしてくれるのです。
会議が終わっても、記録を残しておいてくれるので、メモをとる必要がありません。他ユーザーとの共有も簡単なので、海外の取引先とのオンライン会議を控えている人におすすめ!
日本語でちょっとだけ使った感想です。私は滑舌が悪いのですが、それでも凄い精度で文字起こしが出来ました。途中無反応になったと思ったのですが、しばらくして貯まっていたものが、吐き出されるように、文字が出てきたりします。
UDトークの愛用者の雑感です。精度は現時点で同等?無音状態が続くと止まってしまってそこからテキスト化してくれなくなったので、これだと実用性はないと感じました。
Sloos(スルース)
Sloosのすごいところは、同じ音声データの中で発言者を識別しながら文字起こしを行ってくれるところ。10秒ほどの短い音声でも大丈夫で、最大10名までの話者を特定してくれます。
無料でダウンロード・利用できます。ZoomやTeams、Skypeといったオンライン会議ツールと一緒に使うことも可能です。仕事のミーティング等に利用してみてはいかがでしょうか?
ただし、自前の音声データをアップして文字起こししてもらう…ということはできないので注意!
Rimo Voice(リモ ボイス)
Rimo Voiceは、日本語に特化した文字起こしサービスです。1時間程度の音声データであれば、たったの5分前後で文字起こしが完了する便利なツールとして評価されています。
またテキストを選択すれば、該当部分の音声を聞き返すこともできます。文字起こししたテキストと音声データが、連動しているのです。
Voice In(ボイス イン)
Google Chromeの拡張機能としてリリースされているVoice In。ブラウザの拡張機能であるため、WEBページとの相性がよいことが特徴です。利用可能なサイトは、10,000以上!
さらに、50以上の言語に対応しています。
音声入力による文字起こしサービスとしては、高い精度と評判なので、ぜひ使ってみてください!無料でダウンロードできます。
文字起こしさん
文字起こしさんは、幅広い分野で文字起こしができる便利なサービスです。YouTubeの動画からミーティングの議事録まで、あらゆるシーンで使えます。
日本語や英語だけでなく、ドイツ語や中国語、さらには韓国語と、いろいろな言語に対応しているのも特徴。約30の言語をカバーしています。専門分野もおまかせあれ。
まとめ:あなたに最適な文字起こしアプリを見つけよう
いかがでしたか?この記事では、おすすめの文字起こしアプリをランキング形式でご紹介しました。
気になるアプリはぜひインストールしてみてください!
※データは編集部の調査に基づいたものです。内容は記載当時の情報で、現在と異なる場合があります。
※口コミはAppStore・GooglePlay公式レビューより引用しています。