近年進化が目まぐるしい投資アプリの世界。
時間・場所を問わず、いつでも取引ができるのが魅力的ですよね。
「初心者だけどアプリで投資を初めたい!」
「沢山のアプリの中で結局どれが一番いいの?」
そこで編集部が、初心者におすすめの株アプリについて調査、9つほどピックアップしました!
ぜひ最後まで読んで、アプリを選ぶ際の参考にしてみてください。
結論:「株アプリ」初心者向けトップ3
本記事では9つのアプリを紹介しますが、その中でも特におすすめのアプリは、次の3つです。
1位:SBI証券
2位:iSPEED(楽天証券)
3位:LINE(LINE証券)
アプリの詳しい紹介は、記事の後半で!
そもそもスマホで投資を始められる?

結論、スマホから投資を始めることは可能です。
証券会社は各自ネット対応を進めており、選択肢は沢山あります。
株式投資というと、大きなデスクトップ画面のチャートを見つめながら取引を行うイメージがありますが、今はそうとは限らないようです。
投資を始めるには、証券会社の口座開設が必要
ただし、ここで一つ注意。株式投資を始める際は、証券会社への口座開設が必ず必要です。上場株式は証券会社を通すことで、はじめて売買することができます。
口座開設には、免許証のような本人確認書類やマイナンバー確認書類などの提出が求められます。
スムーズに取引を始めるためにも、事前に準備しておくのが良いでしょう。
アプリ投資のメリット
そもそも株式投資とは、株式の売買や配当金で利益を得たり、株主優待などの特典を受けたりできるというメリットがありますよね。
そんな株式投資をアプリで行うメリットとしては、どのようなものがあるのでしょうか?
その答えを、以下の3点にまとめました。
メリット① いつ・どこでも手軽に取引できる
株アプリの最大の特徴。それは、いつでもどこでもスマホ一つで取引ができること。
パソコンからでも取引を行うことは可能ですが、それはある程度の大きさの机がある自宅やカフェだけに限られます。乗客で溢れかえった満員電車なんかでは、間違いなく使えません。
そんな時でも、スマホアプリであれば問題なし。小さなデバイスで取引を完結できます。
スマホの場合、通知機能による恩恵も見逃せません。事前に設定した銘柄株の価格が値上がり(もしくは値下がり)すれば、すぐに知らせてくれます。
いつも持っているスマホであれば、好機を逃さずに取引できますね!
毎日変化する株価の情報を逃すこともないでしょう。
メリット② シンプルな操作性
最近のネット証券は、スマホへの対応を進めていく上で、初心者にもやさしいアプリづくりに取り組んでいます。
「使いやすいアプリ」として特に評価が高いのは、「LINE(証券)」と「SBI証券」の2つです。
メリット③ 取引に役立つ情報が閲覧できる
アプリの中には、株式を売買するだけでなく、経済情報や今後の見通しにまつわるメディアを閲覧することができるものもあります。
先ほど、スマホアプリは「いつでもどこでも見れる」点について挙げましたが、これは役立つ投資情報もリアルタイムで見れるということです。
初心者がアプリを選ぶ時のポイント
ここでは、初心者が株式投資のアプリを選ぶ際に意識すると良い点をまとめます。
今は多くの証券会社がアプリに進出していて、会社によってサービスに違いがあります。
ポイント①「注文のしやすさ」
まず一点目は、注文のしやすさです。
アプリということで、各社工夫を凝らしてスムーズに注文できるよう設計しています。
取引の操作に手間取って、せっかくの機会を逸してしまうのは勿体ないですよね。
お気に入りの商品や注文方法がある人は、それがスマホでどのように反映されるのか要チェック!
ポイント②「チャートの見やすさ」
チャートとは、1日、1週間といった期間の株価をグラフ化して見やすくしたもの。株価の推移や、市場のトレンドを把握するときに使われます。
投資家にとって、最も大事な情報源といってもいいかもしれません。
小さなスマホの画面でも見やすいものになっているか、何種類表示できるのかの2点は、ぜひ確認しておきたいです!チャートを並列させて簡単に分析ができると、さらに◎!
ポイント③「情報収集のしやすさ」
最近の株アプリは、取引のほかに情報収集もできるようになりました。
ただし扱う情報は、アプリや証券会社によって様々。取引する株式の特性やその時の経済情勢によって、気になるニュースも変化するでしょう。
アプリを選ぶ際は、どのようなニュースや情報が配信されているのか、確認するようにしましょう。
投資初心者におすすめの株アプリ8選!

ここからは、実際におすすめアプリを8つ、詳しく紹介します。どのアプリを選ぼうか迷っている初心者は、ぜひチェックしてください。
とにかく手軽に始めたい人向けアプリ
「とにかく手軽に株式投資を始めてみたい」という投資初心者は、「小額から始めることができる」アプリを選ぶのがおすすめです。
一般的に、株式は100株単位で売買されています。1株の値段は、だいたい数百円から数万円ほど。
つまり100株まとめて株を買おうと思うと、最低でも数万円、高い株を買おうと思うと100万円以上必要となるのです。
しかしアプリ次第では、1株から投資できるものがあります。いきなり大きな投資をすることに不安がある人は、これから紹介するような「1株投資」ができるアプリを選びましょう。
SBI証券
・単元未満株を扱っている
・充実した銘柄&検索機能
・画面表示をカスタマイズ可能
有名証券会社が配信するこのアプリは、初心者〜中級者向けの使いやすい設計になっています。データ表示も、初心者が直感的に使いこなせる仕様になりました。
扱う銘柄の種類も豊富で、テーマや検索スケジュールといった独自の切り口から探すことも可能!
銘柄には、株主優待の内容や業績・配当利回りなどが記載されていて、情報源もこのアプリ一つで十分です。
LINE(LINE証券)

・普段のLINEアプリから始められる
・1株数百円〜の少額投資が可能
・お得に株を購入できるキャンペーンも
意外にも実は、多くの金融サービスを提供しているLINE。株式投資もその一つです。
普段のLINEアプリから使えるので、新規にアプリをダウンロードする必要がありません。初心者向けのシンプルな画面表示で、手軽に投資を始めることができます。
LINE Payで入金できたり、決算情報がLINEのトークで送られてきたりと、普段の生活で使っているアプリをベースに投資ができるのは、助かりますよね。
PayPay証券
・金額単位(1,000円〜)の投資ができる
・投資の基礎知識を漫画で学べる
・未成年でも口座開設が可能
PayPay証券の特徴は、金額単位での投資ができることです。1株いくらということを気にせず、1,000円、2,000円といった金額を決めてから投資を行えます。
投資の基礎が学べる漫画コンテンツも楽しめます。
投資に慣れたい初心者は、このアプリから始めるのも良いでしょう。
ネオモバ株アプリ(SBIネオモバイル証券)
・多くの日本株を1株から注文できる
・Tポイントも利用可能
・実質月額20円で取引し放題
このアプリの特徴は、多くの日本株を1株から売買できる点、さらには、その資金にTポイントを使うことができる点です。
また一般的に、株式取引は取引ごとに手数料がかかりますが、ネオモバでは月額のサービス利用料220円で取引し放題です(約定代金合計額が50万円以下の場合)。
さらには、毎月ネオモバ 限定のTポイントが200ポイント付与されます。よって、実質毎月20円で取引し放題ということなんです。
本格的に株取引を始めたい人向けアプリ
続いては、小額売買も良いけど、もっと本格的な取引を楽しみたい人向けのアプリを紹介します。
本格的な株アプリは機能と情報が充実していて、株式投資の幅が大きく広がります。
iSPEED(楽天証券)
・株価情報からチャート分析まで多機能
・国内株・100万円以下なら手数料ゼロ
・『日経新聞』『会社四季報』が読める
楽天証券のiSPEEDは、本格的な投資家デビューの最有力候補といっていいほど優秀なアプリです。
その魅力の一つはは、投資家をサポートする豊富な情報源。チャートや業績を様々な角度から分析することができたり、気になった銘柄は四季報でさらに詳しく調べたりすることが可能です。
株touch(松井証券)
・25歳以下なら取引手数料ゼロ
・とにかく手厚いサポート
・最速1タップで注文完了!幅広い取引方法
老舗の証券会社「松井証券」の魅力は、その取引手数料の安さが高く評価されています。
1日50万円までの取引なら、手数料はゼロ。さらに25歳以下の人は、なんと上限金額に関係なく手数料が無料になります。
取引方法も多様で、先物・オプション取引に対応しています。
「スピード注文」設定と組み合わせれば、デイトレのような短期売買と相性が良いでしょう。
DMM 株(DMM.com証券)
・習熟度別モード切り替え
・業界最安水準の取引手数料
・米国株も含めた幅広い銘柄ラインナップ
このアプリの特徴は、画面表示を「かんたんモード」「ノーマルモード」の2種類に切り替えることができる点です。
初心者向け「かんたんモード」なら、用語や操作がやさしく設定されています。チャートを用いた分析は、「ノーマルモード」にしてから。
また、1つのアプリで国内株式と米国株式のどちらも取引可能な点も見逃せません。リアルタイムで米国株の情報をチェック、ドル交換することなく簡単に発注できますよ。
kabu.com(auカブコム証券)
・FXや外貨MMFも取引可能
・搭載テクニカル指標は26種類と群を抜いて多い
・25歳以下なら国内現物株式の取引手数料ゼロ
「kabu.com」一つで、株に限らず、FXや先物取引、外貨MMFといった幅広い商品を取引することが可能です。
搭載しているテクニカル指標は26種類と、業界トップレベル!MACDやボリンジャーバンドなどの主要指標を使うことができます。
マネックストレーダー株式(マネックス証券)
・スピーディな銘柄検索&注文機能
・25種類のランキングがリアルタイムで表示
・投資情報も充実
総合的な品質の高さでいうと、マネックス証券はかなりおすすめです。個別銘柄の画面からは、スライドしてすぐに注文をすることができます。
投資情報については、四季報や優待の他に、マネックス証券独自のレポートを読むことができます。
銘柄ごとにニュースを検索してチェックできる機能もありがたい!
分足表示も可能なので、デイトレードでも問題なく利用できます。
不安な人向けのQ&A
Q1.パソコンがなくてもスマホだけで株取引はできる?
できます!そのようなアプリが、沢山あります!
ただし、取引する商品の特性によっては、アプリではなく、ブラウザ(SafariやChrome)などから行う必要があるかもしれません。その際は、スマホのブラウザを利用しましょう。
Q2.アプリで取引するデメリットは?
もちろん、株アプリも100%良い部分ばかりではありません。
まず一つは、不安定な通信環境では取引しづらいということです。
株アプリ自体に必要な通信量は多くありません。しかし、電波の届かない旅行先や、通信制限のかかっている状態だと、売買注文にも影響が及ぶでしょう。
また、デイトレーダーがパソコンを使って行うような複雑な分析・秒単位の売買も、スマホには向いていません。
株価のチャート分析は、本来長い期間のデータを見るため、小さな画面のスマホでは限界があるのです。
Q3.アプリの取引は無料?手数料は発生する?
アプリで取引をするだけで、手数料は請求されません。
ただし、取引が成立することによって、手数料が発生する場合があります。
手数料は、証券会社によって違うので、選ぶ際はチェックしましょう。会社によっては、手数料が割引になるコースが用意されています。
Q4.でもやっぱり不安…!
どうしても自分の資金を投じるのが不安な人は、まずはシミュレーションアプリから初めてみるのも選択肢です。
株たすなら、実際の株価チャートを用いて、本格的な取引シミュレーションができます。インストール料はゼロ。
こちらで練習を積んでから、実戦に臨みましょう!
まとめ:スマホを使って初心者でも簡単に投資が始められる

株式投資は、アプリで簡単に始められます。
アプリは、一株から購入できる初心者向けから高度な取引機能を備えたものまで様々です。
この記事では8つのアプリを紹介しました。
特におすすめなのは、次の3アプリです!
1位:SBI証券
2位:iSPEED(楽天証券)
3位:LINE(LINE証券)
手軽に始めたい方も、バリバリ本格的に利益を得たい方も、本記事を参考に早速アプリをダウンロードして、投資家デビューを果たしましょう!
※データは編集部の調査(2023年1月)に基づいたものです。
内容は記載当時の情報で、現在と異なる場合があります。