スマートフォンを使って、簡単に名刺管理を行えるのが名刺管理アプリです。名刺を撮影するだけで、記載された情報を自動入力してくれたり、電話帳と連携することができたりと、便利な機能ばかり。しかも、その多くが無料でインストールできます。
「無料で使える名刺管理アプリはある?」
「そもそも名刺管理アプリのメリットって?安全性は大丈夫?」
そこでGood!Apps編集部が、おすすめの名刺管理アプリを厳選しました!ランキング形式でご紹介します。あなたに合ったアプリが見つかるはずです。
- 【結論】特におすすめしたい名刺管理アプリ
- 名刺管理アプリとは?メリットとデメリットについても解説
- 名刺管理アプリの選び方
- 【2025年】アプリおすすめランキング
- Biz SPOT(ビズスポット)名刺交換の前に!もっと気軽に人と繋がるビジネスマッチングツール
- Eight(エイト)スマホをかざすだけで名刺交換ができる
- CamCard(キャムカード)
- myBridge(マイブリッジ)
- Wantedly People(ウォンテッドリー ピープル)
- Adobe Scan(アドビ スキャン)
- Evernote Scannable(エバーノート スキャナブル)
- Sansan(サンサン)
- 名刺カードホルダー
- WorldCard Mobile(ワールドカード モバイル)
- 名刺スキャナー
- 名刺ファイリングCLOUD
- Biz.Cards(ビズカーズ)
- PiQy(ピッキー)
- WorldCard Mobile Lite(ワールドカード モバイル ライト)
- NEXTa Meishi(ネクスタ・メイシ)
- メイシー
- 名刺バンク
- マイ名刺
- 法人向け名刺管理アプリもご紹介
- 【Q&A】よくある質問
- まとめ
【結論】特におすすめしたい名刺管理アプリ
まず、結論から先にお届け。Good!Apps編集部が特におすすめしたいアプリを3つ、ランキング形式で紹介します!
【1位】
Eight(エイト)
提供:Sansan株式会社
- iOS
- 無料
- Android
- 無料
アプリを使ってみる
【2位】
【3位】
名刺管理アプリとは?メリットとデメリットについても解説
ずばり、名刺管理にまつわる業務をスマートフォンで行えるアプリのこと。名刺を撮影するだけで、記載された情報を自動入力してくれたり、電話帳と連携することができたりと、アプリならではの利点で注目されています。
また、オンラインとの相性が良いこともあって、チームのメンバーで名刺情報を共有できたりするのも魅力でしょう。
ビジネスにおける業務効率化・デジタル化(DX)に貢献してくれるのは間違いなしです。
名刺管理アプリを利用するメリット
名刺管理アプリを利用するメリットは、以下の通りです。
・名刺管理の業務を効率化できる
・メンバーと名刺データを共有できる
・場所・スペースをとらない
名刺管理の業務を効率化できる
従来の紙媒体の名刺管理では、名刺の読み込みやデータ化に手間がかかっていました。しかし、名刺管理アプリを利用することで、名刺をスキャンするだけで、氏名、会社名、部署、電話番号、メールアドレスなどの情報を簡単にデータ化することができます。
名刺管理アプリには、OCR機能やオペレーターサービスを利用することで、手入力の手間を省くことができます。OCR機能は、名刺の文字を読み取ってデータ化してくれる機能です。専門のオペレーターが手入力してくれるサービスもあります。
また、検索機能により、会社名や氏名などのキーワードで瞬時に名刺情報を検索することができるようになりました。
メンバーと名刺データを共有できる
名刺管理アプリを利用するメリットの2つ目は、名刺データを社内の従業員などに共有できることです。
紙の名刺を管理する場合、名刺交換した従業員のみが名刺情報を保有するため、情報の属人化や共有の難しさという課題があります。
名刺管理アプリを導入することで、名刺交換の度にアプリにデータを取り込むため、名刺交換した従業員以外も情報を確認できるようになります。また、他の従業員が名刺交換を行うごとに、登録されているデータがアップデートされるため、リアルタイムの情報を手に入れることができます。
場所・スペースをとらない
名刺管理アプリを利用するメリットの3つ目は、場所や時間にとらわれることなく名刺管理を行えることです。
従来の紙媒体の名刺管理では、名刺フォルダーがかさばってしまうため、社内や車の中で管理することを余儀なくされていました。名刺管理アプリを導入すれば、どこにいてもスマートフォン一つでアクセス可能なため、名刺交換後すぐにアプリに登録できます。
名刺管理アプリを利用するデメリット
では逆に、デメリットとしてはどんなことが挙げられるでしょうか?
違うサービス同士で互換性があるとは限らない
あるサービスで名刺を作成・管理していたとして、その名刺を別のサービスで読み取って同じように活用できるかというと、そうとは限りません。
ですから、違うサービス同士で互換性があるとは限らないのです。
意図せず共有や連携をされてしまうことがある
アプリによっては、名刺を読み取ることで、名刺の人の詳細情報なども確認できたりします。取引先の方とSNSでも繋がれる一方で、「仕事と私生活は分けたい」という方もいるでしょう。
一部システムでは、登録した個人情報が自動的に相手に共有されてしまう場合もあります。情報の公開範囲は、よく考えて設定することをおすすめします。
名刺管理アプリの選び方
では、名刺管理アプリを選ぶための視点として、こんなものがあります。
- 名刺情報の入力(スキャン)方法
- チームメンバーとの共有・他ツールとの連携
名刺情報の入力(スキャン)方法
名刺管理アプリの魅力の一つに、名刺をカメラ撮影するだけでデータを読み取って入力してくれる・詳しい情報を表示してくれるというのがあります。
その具体的な手順は、主に2つ。いわゆるOCR機能による自動入力と、オペレーターによる手入力です。
OCR機能とは、画像から文字だけを認識し、テキストデータに自動変換してくれる機能のこと。名刺をカメラ撮影すれば、記載されている情報を即座に起こしてくれるという利点があります。ただし、その精度は、カメラの性能に依存するでしょう。
オペレーターの手入力であれば、精度は間違いがない一方で、反映まで時間がかかることが難点です。
チームメンバーとの共有・他ツールとの連携
取引先の人や将来のお客様の名刺というのは、ビジネスパーソンにとって重要です。これは、社内で協力するチームであっても同様。
承認したユーザーや社内のメンバーと名刺情報が共有できれば、よりスムーズな商談成立に漕ぎ着けることができるかもしれません。
また、名刺情報を読み取るだけで、LINEやTwitterといった他媒体のSNSでも繋がれるようになると、より強い人間関係の構築が期待できます。
【2025年】アプリおすすめランキング
ではいよいよ、おすすめのアプリランキングの発表です!
PR 注目のアプリ!
Biz SPOT(ビズスポット)
Biz SPOT(ビズスポット)
提供:株式会社アクセア
- iOS
- 無料
- Android
- 無料
- 新しい仕事仲間を探している
- 人脈を広げたい
- ビジネスにつながるチャンスを作りたい
名刺交換の前に!もっと気軽に人と繋がるビジネスマッチングツール
メールや名刺交換といった堅苦しい挨拶よりも、親密に、簡単に繋がるためのツールといえるでしょう。新しい仕事仲間を探している方、ビジネスの人間関係を広げたい方におすすめのアプリです。
Biz SPOTでは、「コミュニティ」という掲示板にに登録している職業や地域ごとにさまざまなユーザーが表示されます。
気になったユーザーに「いいね」を送ることでメッセージのやり取りも可能になります。他のSNSアプリと違って、ビジネスに特化しているアプリなので、気兼ねなく人の輪を広げるチャンスが作れます。
その他にも、気になったユーザー複数人での「グループ機能」や、自分の職種・必要なスキルを持った仲間と繋がる「マッチング機能」など、今あるビジネスアイデアやスキルをビジネスに活用するための機能が豊富です!
さらに、実際にマッチングした人、一緒に仕事をする人とのミーティングやデスクワークを行うためのできるのもBiz SPOTだけの便利な機能です。
キーワード、もしくは地図検索で近くのコワーキングスペースにすぐチェックインできます。
アトリエハウスやジムなど、ビジネス以外の共通点を深められるスポットも多数登録されています。出先でのミーティングをセッティングしたい時に役立つ機能です。
- 必要なスキルを持つ人材と簡単にマッチング
- ミーティングなどビジネスに使えるスポットが検索できる
- アプリが若干重い(容量を必要とする)
クチコミ
😍スポットへのチェックイン機能は、とても使いやすいと思います。
😕まあまあ使いやすですが、アプリが重すぎてメッセージを書いている最中にフリーズしたり、メッセージやもらったいいね等開く時に時間がかかるのが嫌なので、処理の重さを改善してほしい。
Biz SPOT(ビズスポット)
提供:株式会社アクセア
- iOS
- 無料
- Android
- 無料
ストアで見る
Eight(エイト)
Eight(エイト)
提供:Sansan株式会社
- iOS
- 無料
- Android
- 無料
- 遠く離れた人にも名刺を渡したい人
スマホをかざすだけで名刺交換ができる
QRコードを送付して、相手のカメラで読み取ってもらうことで、オンラインでも簡単に名刺交換ができるようになりました。URLを送る方法でもOK。ちなみに、相手も同じEightユーザーであれば、メッセージのやり取りが可能です。
AI技術を活用した名刺認識も、注目すべきポイント。名刺をスマホで撮影するだけで、すぐにデータ化してくれます。確認や修正の手間が省けます。
- QRコードorURLでオンライン名刺交換
- AI&オペレーターによる早い&正確な名刺スキャン
- Eightユーザー同士でメッセージできる
- 無料で利用できるのはトライアル1か月間のみ
クチコミ
😍撮ればいいので、楽チンなのは確か。電話やメールアドレスなど、単なるOCRより概ね正確に入力される。
😕複数の名刺を貰った時に、新しいデータに更新できない(別の人として、新しく登録される。)。統合して、登録時点で、遡れるようになると良い。
Eight(エイト)
提供:Sansan株式会社
- iOS
- 無料
- Android
- 無料
ストアで見る
CamCard(キャムカード)
おすすめポイント
- ユーザー数は2億人を超える有名アプリ
- 17ヶ国語に対応
- シンプルな操作性&高精度なOCR機能
いまいちポイント
- SNSとの連携はなし
こんな人におすすめ
- 個人で名刺の管理を行いたい人
ユーザー2億人超え 名刺管理アプリの代表格
17ヶ国語に対応しているCamCard(キャムカード)は、全世界で2億人のユーザーを持つ名刺管理アプリの代表的な存在です。
スマホで名刺を撮影するだけで、簡単に名刺データを自動登録できます。その認識精度も、ユーザーから高い評価を得てきました。
また、名刺管理アプリの中では少し珍しく、SNS連携の機能がありません。ですから、名刺以外で勝手に繋がってしまうというリスクも避けられるでしょう。個人で名刺の管理を行いたい人におすすめのアプリです。
口コミ
名刺の認識レベルも高いですし、使い勝手がとにかく良いです。たしか、私はこのソフトを5年前に購入しましたが、今でも使い勝手が良く重宝しています。
以前、2000円近い値段で購入して使って来たのに、最近のバージョンで月額費用を取るってどう?
法人版
myBridge(マイブリッジ)
おすすめポイント
- 全ての機能が無料で使える
- 広告が表示されない
- 「共有名刺帳」で登録した名刺を共有可能
いまいちポイント
- 特になし
こんな人におすすめ
- 名刺をチーム内で共有したい人
- 広告を気にせずに名刺管理アプリを利用したい人
撮るだけ!無料! 広告なしの名刺管理アプリ
myBridge(マイブリッジ)は、完全無料、しかも広告表示なしで全ての機能が使える名刺管理アプリです。1日に登録できる名刺の枚数や、入力項目数の制限もありません。
また、注目すべきポイントは、登録した名刺データの共有機能。スマホの連絡先に保存できるほか、Excelファイルとしてダウンロードできたり、LINEやメールで共有できたりします。「共有名刺帳」機能では、社内のメンバーと名刺をシェアして、共同での一括管理を行えますよ。
名刺をきっかけに、さらなる営業機会の開拓に繋げたい人には打ってつけのアプリです。
口コミ
名刺をカメラ撮影するだけで概ほぼ正確に情報を登録、稀にある誤入力(1000枚を読み込んで10枚未満、1%以下の印象)は報告ボタン一つで修正してくれる。
同一人物の名刺は、後から撮影した情報が優先され、先に撮影した情報は潜伏した状態になる(後から撮影した情報を削除すると閲覧可能になる)。貯まった名刺を一度に取り込む際は、このルールに注意する必要あり。先&後の双方の情報を閲覧する方法があれば助かるのだが。
Wantedly People(ウォンテッドリー ピープル)
おすすめポイント
- 1回の撮影で最大10枚の名刺がスキャン可能
- 名刺データをもとに会社情報を検索できる
いまいちポイント
- 特になし
こんな人におすすめ
- Wantedlyユーザー
Wantedlyが展開する名刺管理アプリ
Wantedly People(ウォンテッドリー ピープル)は、ビジネス系SNSでは有名なWantedlyが展開する名刺管理アプリです。
1度の撮影で、なんと最大10枚までの名刺が同時にスキャンできます。名刺に登録された情報から、相手のことを検索したりできるので、ビジネスチャンスの拡大に貢献してくれるでしょう。もし相手がプロフィールを更新すれば、アプリを通じてこちらも把握できます。
登録した名刺の情報は、スマートフォンの連絡先と同期できるほか、Excelファイルとしてダウンロードできます。そして、これらの機能は無料です。
口コミ
名刺はカメラでスキャンして自動的にデータ化できるので便利です。時々スキャンミスあるけど、再スキャンは手軽なので苦に感じていません。
人を検索する時にデフォルトでは「すべての人々」にカーソルがあるが、設定次第でデフォルトを「つながり内」が選択出来るとありがたいです。毎回変更するひと手間が発生してます。
Adobe Scan(アドビ スキャン)
おすすめポイント
- スマホ一台で書類をスキャニング
いまいちポイント
- 名刺管理のためのアプリではない
こんな人におすすめ
- 紙の資料をデジタル化したい人
高性能な文字スキャナー(OCR機能)搭載
Adobe Scan(アドビ スキャン)は、スマートフォンのカメラ機能を用いて、領収書やノート、名刺、さらにはホワイトボードまでさまざまな書類をスキャンすることができる便利なツールです。PDFやJPEGファイルに変換できます。
OCR技術のおかげで、読み取った文字を自動認識。スキャンした文書をデジタルファイルとして保存、整理することができますよ。「書籍モード」を使えば、長文ドキュメントも高品質でスキャン可能です。また、
GoogleドライブやDropboxへの保存機能により、文書へのアクセスや共有が簡単になります。
口コミ
大変便利です。
基本的に、カメラロールに保存してあるいくつかの画像を1つのPDFファイルにする用途で使っています。とても便利に使わせていただいておりましたが、今回以前の赤いサムネイルのアプリのマークから今のブルーのマークに変わったアップデートで、複数画像を取り込んだときの自動検出ができなくなりました。
Evernote Scannable(エバーノート スキャナブル)
おすすめポイント
- スマートフォンをかざすだけで書類を自動スキャン
いまいちポイント
- 名刺管理のためのアプリではない
こんな人におすすめ
- 紙の資料をデジタル化したい人
- Evernoteユーザー
書類全般をまとめてデジタル管理 高性能なOCR機能
Evernote Scannable(エバーノート スキャナブル)は、Evernoteとの連携ができる名刺管理アプリで、無料で利用できます。大量の書類をデジタル化したい方や、既にEvernoteを利用している方におすすめです。
このアプリの主な機能は、スマートフォンをかざすだけで名刺、書類、領収書などを自動スキャンできることです。シャッターボタンを押す必要がなく、自動連続スキャン機能により、複数の名刺を効率的にスキャンして、iPhoneやiPadの連絡先に直接登録できます。スキャン枚数に制限はありません。
Evernoteとの連携により、スキャンした名刺ごとにEvernote内に連絡先ノートが自動で作成されます。これにより、Evernoteを開けば、電話をかけたり、メールを送ったり、地図アプリで住所を開いたりすることが可能になりますよ。
口コミ
書類を自動認識して撮影し、自動でトリミングを行いかつエンハンス処理までしてくれて重宝しています。
唯一にして最大の欠点がシャッター音が消せないこと。オフィスでカシャカシャ鳴らしていては周りに迷惑になります。オフィスでこそ多用したいのに…。
Sansan(サンサン)
名刺カードホルダー
WorldCard Mobile(ワールドカード モバイル)
名刺スキャナー
名刺ファイリングCLOUD
Biz.Cards(ビズカーズ)
PiQy(ピッキー)
WorldCard Mobile Lite(ワールドカード モバイル ライト)
NEXTa Meishi(ネクスタ・メイシ)
メイシー
名刺バンク
マイ名刺
法人向け名刺管理アプリもご紹介
ここでは、法人向けに展開されている名刺管理アプリも簡単にご紹介します。独立したばかりの社長さんや、管理職の方は、ぜひチェックしてみてください!
【Q&A】よくある質問
ここでは初心者向けに、よくある質問をまとめていきます。
- Q無料で使えるの?永久的にずっと無料?
- A
アプリによって異なります。ですがほとんどのアプリは無料でインストールできるでしょう。
無料プランと有料プランで使える機能の範囲が変わってくる場合もあります。その料金形態がアプリによって異なるため一概には言えません。
無料プランを納得して使い続ければ、事実上「ずっと無料で」使うことはできるでしょう。
- Q安全性は大丈夫?注意点は?
- A
名刺データは重大な個人情報です。不用意な流出はあなた個人どころか、会社の信用まで失墜させてしまいます。
利用するサービスに登録する個人情報はよく考えて設定しましょう。
アプリの選択で言うと、通信暗号化やログインの二重認証といった仕組みをとっているアプリがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?この記事では、おすすめの名刺管理アプリをランキング形式でご紹介しました。
気になるアプリはぜひインストールしてみてください!
※データは編集部の調査に基づいたものです。内容は記載当時の情報で、現在と異なる場合があります。
※口コミはAppStore・GooglePlay公式レビューより引用しています。